ゆたつか父さんです。こんにちは。
インヴァスト証券のトライオートETFですが、米国時間の2018年6月20日NASDAQの最高値更新の日ですべてのポジションを決済して利益確定しました。
そして、翌日から「ライジング」の設定をアレンジして再スタートしましたのでご紹介します。
■目次
これまでの戦績
まずは、これまでの戦績の振り返りをします。
チャートのとおり3月後半からの上昇の波にのりました。
約22ドル上昇していますので、開始したタイミングはバッチリでした。
各注文ごとの利益は以下のとおりです。
きちんと表にまとめてみました。
どれも期間が違いますが、3ヶ月のトータルで8.5%の利益が出ました。
出来過ぎですね。
すべてのポジションを決済した理由
せっかく利益出ているのに、どうしてすべて決済して利益確定したの?
って思いますよねえ。
父さんも悩みました。
でも、上昇相場に乗って、利益が出ましたが、もう一度、この半年のチャートを振り返ると、2回ほど20ドルほど下落している場面があります。
「大幅に下落することがあるのではないか?」
「資金管理をきっちりして、余裕を持ってやっているものの、大幅に下落して、含み損を大きく抱えるのはいやだなあ。。」
という気持ちがふつふつと湧き出してしまいました。
このトライオートETFの自動売買では、損切り設定がデフォルトで設定されていないので、大きく下落した局面では、持っているポジションが含み損を抱えるだけではなく、自動ロスカットになることもあります。
例えば、60ドルで購入したポジションが20ドル下落した場合、為替が1ドル110円とした場合、1口当たり、2200円の含み損を抱えます。
父さんは、16本の注文数があり、それぞれ9口づつ持っていましたので、20ドルの下落すると316,800円の含み損を抱えます。
元本に余裕を持たせているものの、資金の半分くらいが含み損になってしまいます。
そこで、
含み損を抱えると思うと気が滅入るから「ライジング」をアレンジしちゃおう。
ってなったわけです。
ライジングをアレンジしてみた
「ライジング」のように、上昇局面で利益を出しつつ、下落局面でも含み損の解消だけではなく、利益を確保する方法を考えてみました。
現行のライジングのイメージ
現行のライジングは上昇局面では、大きく利益を出しますが、下落局面では、高値でポジションを持ったまま、含み損を大きく抱えることになります。
このようなイメージです。
持ったポジションの価格に戻ってくるまで含み損はゼロにはならず、金利等も発生します。
父さんが理想とするイメージ
上昇局面で利益を出しつつ、下落局面でも下の方でポジションを持って、上昇局面に変化した時に利益を出す。
イメージとしてはこんな感じです。
以下のようなメリデメがありますが、父さんは、「メリット」の方に魅力を感じました。
・下落した時にポジションを持つので、上昇していった時に含み損を解消しつつ、利益も見込める
・心にも資金にも余裕がうまれる
・下落しないと、注文した価格の資金は利益をうまず、資金効率が悪い
アレンジ方法は
アレンジの方法は、利確幅、フォロー値、カウンター値は、ライジングと同じ設定として、注文価格を現在の相場の上下に幅広く設定してみました。
設定の具体的な内容
・2ドル幅で指値注文をおく
・利確幅、フォロー値、カウンター値はライジング同様
トライオートETFは、ユーザーがバックテストができないので、どのようになるのかわかりませんが、とりあえず、この設定にしてみます。
なお、50ドルを割ってきたら、資金を追加して、さらに追加して行く予定です。
ちなみに、利確幅、フォロー値、カウンター値とはこういうものです。
いくら必要?
父さんは、以前から必要証拠金+余裕資金(必要証拠金の2.5倍)としています。
これは、こんな風に、50%程度の下落に耐えられるようにしているためです。
今回の設定では、下落局面で買い続けていくようにしているので、ここまで資金が必要かはなんとも言えませんが、さらなる下落にも備えて、資金を用意しておきます。
具体的な金額は
1口あたり105,700円です。
父さんは、これまでトライオートETFに投入してきた資金を活用することにしましたので、6口にしました。
これまでのようにがっつり稼げるということはないのですが、
余裕資金を多めに持たせていて、かつ、注文を分散しているため、
資金にも心にも余裕ができます。
設定方法は
通常の自動売買セレクトで、ポチッというわけにはいかないのですが、難しくはありません。
まずはスマホのトライオートETFのアプリで、チャートの画面を出します。
「ナスダック100トリプル」を選択して、赤いボタンをクリックします。
そして、先ほどの設定の内容を以下のように入力していきます。
注文名はわかりやすいように入れただけですので、デフォルトでも大丈夫です。
画面をスクロールして、下の方に「フォロー値」「カウンター値」を入力してOKをタップします。
確認画面が出ますので、設定内容があっているか確認してタップしたら終了です。
一本一本設定が必要ですが、次からは、最初に設定した注文のコピーボタンをタップすると、最初に入力した内容が出てきますので、一部分を修正して、入力ができます。
これを22本分設定すれば完了です。
初日はどうなった?
マーケットは前日の終値よりも上昇していき、マーケットの終了に向けてこのような動きをしました。
チャートのレンジの中で設定している、62ドルと64ドルの指値の注文が動きました。
マーケットの終了に向けて下げていったので、含み損が4,500円超発生しましたが、利益も1本310円出ています。
さて、このアレンジどうなるでしょう。
なお、「ライジング」について読者の方からご質問いただいた内容を図解しながら説明しているこちらもご参考にしてください。
今後の運用結果について
不定期で公表していきます。
マイルドな運用ができるといいのですが、果たしてどうなるでしょうか?
ご留意事項
あくまでも、父さんの設定を開示しているだけです。
投資は自己責任です。きちんと資金管理して、すぐに使い道があるような資金ではなく、余裕資金で、かつ、余裕を持って運用をしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
何かの参考になればと思います。
なお、「証拠金取引はちょっと怖い。。。」という方には、ロボットアドバイザー人気ナンバー1の「WealthNavi(ウェルスナビ)」という選択肢も。。。
こちらもご参考まで。。
初めて投稿させていただきます。
トライオートETFに興味があり、情報を集めていたところ、こちらのブログにたどりつきました!
とても参考になる記事をありがとうございます(^^)
よろしければ1つ質問させてください。
ゆたつか父さんさんは、トライオートETFの資金管理について、いつも余裕をもたせるために推奨証拠金よりも多めの金額を口座にいれているとお話されています。
例えば今回の記事では、50%の下落に耐えられるように必要証拠金の2.5倍を入金している等々…
ここで質問なのですが、例えば設定を変更していない通常のライジングを稼働させていて、実際に50%程度下落して耐えた場合、稼働させているライジングは、稼働を停止させないという考え方でいいのでしょうか?
ライジングを稼働させたままだと、50%の下落に耐えきった後に中途半端に上昇してポジションをもち、また下落をした場合には当初予定していた価格よりも高い値段でロスカットになってしまうのでは?と思うのですが、そこは余剰資金を投入する等をして、再下落にそなえるのでしょうか?(>_<)
その点を考慮した中での、今回のライジング改良だとおもうのですが、通常のライジングを行った場合の、ゆたつか父さんさんの考えを教えていただけないでしょうか?(^^)
ねこ旦那さん
こんにちは。ご質問いただきありがとうございます。
図などを交えて説明しないとわかりづらいと思いましたので、
質問と回答をブログの記事にさせていただきました。
質問に対する回答になっているかご確認ください。
また、何か不都合なことがありましたら、ご連絡ください。
拙いブログですが、何卒よろしくお願いします。
http://yutatsukatosan.net/2018/06/25/tryauto_etf_rising_question_01/