ロボアドバイザー「THEO」を訪問。中の人に直接お話をきいてみました。

ゆたつか父さんです。こんにちは。

株式会社お金のデザイン社が手がけるロボアドバイザー「THEO」を訪問し、中の人を直撃して、お話をきいてきましたのでご紹介いたします。

お相手をしていただいた方

父さんのお相手をしていただいた方は、このお二人。

おひとりは、執行役員 CMOの馬場 康次さん

日本HP、イオン、マイクロソフト、グーグルで、マーケティング、ブランディング活動を牽引し、グーグルでは、YouTube の日本での立ち上げから「未来へのキオク」などのソーシャルプロジェクト、「Google さがそう」などのブランドキャンペーンを手がけた方。

マーケティングのスペシャリストです。

<お金のデザインHPより抜粋>

 

もうおひとりは、東海林紘(とうかいりんこう)さん。

京都大学理学部理学科卒業。 東京大学大学院数理科学研究科修士(数理科学)。

専攻は確率論。

リーマン・ブラザーズ証券、野村證券、UBS証券にてデリバティブのモデリングに従事されていた方です。

運用・確率論のスペシャリストです。

趣味はウインドサーフィン、特技はピアノ。

京大、東大出身の頭の良さに加えて、運動や音楽もできるって。。。

 

<お金のデザインHPより抜粋>

そんな経歴がものすごいおふたり。

むちゃ控えめな方でびっくりでした。

お金のデザイン社の概要

まずは、お金のデザイン社の概要についておうかがいし、馬場CMOから以下のご説明をいただきました。

かい摘んでまとめてみました。

設立

2013年8月

資本・業務提携先

東大、京大と連携しているアカデミックなベンチャーキャピタルの他、有名企業、ベンチャーキャピタルなどとの資本業務提携が行われています。

サービス

個人向けのロボアドバイザー「THEO」だけではなく、「イデコ向けのサービス」「機関投資家向けの運用受託サービス」も提供しているとのことでした。

「実際に会社名は言えないが、機関投資家さんにも利用されているんですよ。」というお話も聞きました。

J-Startup選定企業

また、2018年6月からスタートした経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム「J-Startup」に92社のうちの1社として選定されています。

メルカリ、ユーグレナ、マネーフォワードなどと並んで選出されています。

また、金融機関で唯一選定されています。

国、大手企業が支援する企業として、今後の活躍が期待されていると言えるのではないでしょうか。

<j-startupのホームページはこちらをご参照ください。>

ロボアドバイザー 「THEO」について

次は今回訪問した目的であるロボアドバイザー「THEO」についてきいてみました。

「THEO」はどれくらいの利用者がいるの?

こんな非公表データを開示いただきました。

口座開設者数でいうと、同業のWealthNaviさんの約7割くらいのイメージですね。

2018年5月31日時点のデータ
無料診断体験者数 620,000人
預かり資産額 260億円
運用者 43,700人
平均預かり資産額 60万円
平均当初入金額 26万円
積立率 71%※
平均積立額 25,600円※
口座開設者数69,000人
※積立率、平均積立率は、過去6か月の新規運用者のデータ

「THEO」利用者の特徴は?

30代が多く、投資経験や投資金額が少ない利用者が多いとのことです。

他のロボアドバイザーと違い、1万円からスタートできるということもあってこのような利用者の特徴が出ているのかもしれませんね。

「THEO」の運用の特徴は?

お金を預ける上で一番大事な運用の特徴を東海林さんにおうかがいしました。

運用理論

このようなご説明をいただきました。

運用理論の概要
運用理論は、ノーベル経済学賞の理論をベースに、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の経営委員と運用委員を兼務する「加藤康之 京都大学大学院特定教授」の監修のもと、産学協同で創りあげた最先端のものなんです。
この運用理論は、CalPERS ( カリフォルニア州職員退職年金基金 ) など世界有数の機関投資家が採用しています。 

 

 

スマートベータ

ノーベル賞受賞理論をベースに最先端の「スマートベータ戦略」をプラスしているのが大きな特徴だそうです。

「スマートベータ」は世界の機関投資家の間で大きな注目を集めている最新の投資理論に基づいた運用手法で、アクティブ運用とパッシブ運用の中間に位置するもので、証券市場に存在する特性(ファクター)を利用して超過リターンを目指すものだそうです。

米国では、ETF資産残高の約20%がスマートベータ型ETFに、さらに欧州ではここ5年で市場規模が4倍に拡大している運用手法だとか 。

AIアシスト

2つ目の大きな特徴は、世界中のニュース/ブログ/SNSといった膨大な自然言語情報から作成される市場心理指数と市場データをもとに、機械学習アルゴリズムが、投資対象銘柄またはポートフォリオが一定期間後に大きく下落するかどうかを判断する機能を搭載していることだそうです。

大幅に下落すると判断した場合、「THEO」は、より保守的なポートフォリオを構築し、下落幅を抑制しようとします。

すごい機能ですね。

国内のロボアドバイザーでこの機能を搭載しているサービスは「THEO」だけだそうです(2018年6月末)。

なお、この機能は、2018年5月より搭載されたため、2018年2月の米国株の暴落時は機能していなかったそうですが、次の大暴落の際にどのように機能するのかをこの目で確認してみたいです。

もちろん、暴落はイヤですよ。

「THEO」の動画

今回ご対応いただいたお二人同様に、広告も控えめな印象がありますが、このように、「THEO」の紹介ビデオ、ユーザーボイス、ブランドイメージ動画などもユーチューブなどにアップされています。

THEO User’s Voice (Long ver.)

みていたら、元陸上選手でてきた。びっくり。

THEOのご紹介動画

THEOのブランド動画

「日本人は多忙なので、資産運用はおまかせ!」というイメージで作られたブランド動画です。

1.5倍速で再生しているのかと思うほどの早業がいっぱいあって、これだけみてもおもしろいですよ。

まとめ

宣伝も、中の人も、とても控えめなロボアドバイザー「THEO」ですが、「最新の運用理論」、「日本のロボアドバイザー で唯一のAIアシスト機能」を搭載し「個人ではできないリバランス機能」を持ったロボアドバイザー です。

1万円からスタートできるというのも魅力的ですので、毎月コツコツ定額積み立てに利用してみるのも良いのではないでしょうか?

なお、父さんの実績はこちらに公開していますのでご参考まで。

新キャンペーンスタート

「THEO」口座に10万円以上の入金を行った方を対象に追加入金額によりプレゼントが行われています。

① プレゼント付与時点でTHEOで資産運用を行っていること

② キャンペーン期間中に合計10万円以上の入金があること

 ※クイック入金、銀行振込、ボーナス積立による入金が対象(毎月の積立による入金は除外)

 ※ 2018/6/28〜2018/8/31のキャンペーン期間中に、​1度でも出金した方は対象外​

 ※ 〜6/22までの積立キャンペーンにおいて、積立を行った方は対象外

ご留意事項

最後までご覧いただきありがとうございます。

投資は自己責任です。きちんと資金管理して、すぐに使い道があるような資金ではなく、余裕資金で、かつ、余裕を持って運用をしましょう。

何かの参考になればと思います。

同時期に始めたロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」の直近の運用状況、父さんが実践しているロボアドバイザー3社の運用実績の比較はこちらです。

ウェルスナビ テオ 運用実績

【運用実績公開】ウェルスナビとテオと クロエの利回りは?

2019年3月31日

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